サカナクション山口一郎氏による単独での全国ツアー
「懐かしい月は新しい月”蜃気楼ツアー”」
2023.10.31（火）グランキューブ大阪（大阪府立国際会議場）に行ってきました。
こちらのライブレポはネタバレをガンガンに含みますので、ネタバレしたくない方は
ご遠慮いただけると幸いです。
あと、記憶がもう曖昧です…。
違ったりするところがあると思いますが、温かく見守っていただけるとこちらも幸いです。
開演まで
17:30～開場。
相も変わらず全身黒い人たちの多いこと。
そんな擦れた私は友人と共に18時過ぎに会場入り。
会場内SEはなし。無音。
ステージの上にPA卓などを発見。今回はPA、マニピュレーター、照明卓がステージ上、
ON STAGEでのライブになるようです。
18:30
定刻通りに始まりのブザーが鳴り響く。アナウンスあり。
ブザーが鳴る前か鳴った後かは忘れましたが、それぐらいのタイミングで
客席横のドアからドラムのえじーはじめ、チームサカナクションのスタッフさんたちが
出てきて客席に座る。
私はA席で端っこの席だったので、えじ達が出てくるのがすぐ分かっちゃいました笑。
第1部
確か2回目のブザーが鳴る。
客電が落ちる。
前情報では一郎氏曰く、このツアーは暗いライブになるから着席スタイルでタオル振り回して立ちながら汗かいてジャンプする感じじゃないと。どんなふうになるやら。。
1曲目『新宝島-Rearrange 2020-』
クラップを煽る一郎氏。意外と暗くない。
2曲目『ボイル-Rearrange 2023-』
曲の前、一郎氏の深呼吸するブレスの音がマイク越しに大きく聞こえる。
緊張感が伝わる。
3曲目『アドベンチャー-Rearrange 2023-』
グルーブに体を預ける一郎氏。いい感じにのってる。
アドベンチャーの時かどうかは忘れましたが、
ステージ上にはスクリーンがあり、一郎氏の部屋を映していてNF OFFLINEを再現した感じ。照明も茶柱の時などはNF OFFLINEにかなり近い感じがしました。
ただ、照明に関して言えばかなり前よりもレベルアップというかまた進化していました。
観たことのない照明の演出があって、とてもきれいでした。
どの曲かは忘れましたが、スクリーンにバッドを持ってティザー映像に出てくる偽一郎氏を追いかける映像があって、第二部のMCで言ってたのですが総合演出の田中監督に、休養中に見た夢のことを話したら、演出してくださったそう。
そして『サンプル』の時だったか記憶があいまいですが、歌いながら手がブルブルブルーと震えてた時があって、鬼気迫るものがありましたね。。
11曲目『ナイロンの糸-Rearrange 2019-』
こちらもNF OFFLINEの時のような演出でミラーボールが会場全体を包み込み、幻想的な雰囲気。
12曲目『目が明く藍色（agraph remix）』
『その時が来たらいつか、いつか…』で歌はそこで終わる。一郎氏退場。
ステージ上のテレビ画面の中の偽一郎氏、ティザー映像のように両手を広げてる。
それとは別にスモークが立ち込めるステージ上になんとなく人影が。
なんとなくその人影も両手を広げている気がする。
画面上の偽一郎氏とステージ上の影がリンクしながら倒れていく。
アダプトONLINEの時の1曲目『multiple exposure』の一郎氏のように。
私は？？？、もう頭がこんがらがっちゃいました。
考察を考えようとしたけど、頭がついていけなくて断念。
そしてMC一切なしで（だったと思う）第一部終了。
第一部と第二部の間は10分間の休憩あり。でいったん休憩。
第2部
第2部はNF OFFLINEみたいな感じ。
マニピュレーターの浦本さんがステージ上の机の前に座って、Youtubeリハビリ配信の時のようなスタイルで浦本さんと掛け合いのMCをしながら進行していく感じになっていました。
そしてスペシャルゲストとして『山口蜃気郎』が登場(笑)
山口蜃気郎とは・・・
このツアーのティザー映像で出てきた一郎氏の偽物の人。このツアーの総合監督田中監督が命名したそう。
スペシャルゲスト、山口蜃気郎の正体は、蜃気郎さんの仮面をかぶったえじーでした(笑)
相も変わらず一郎氏はえじをいじり倒してました(笑)
えじーはその大阪のライブの当日に帰らないといけないとの事で最後までライブ鑑賞できなそうな感じでした。（えじは退場しました）
13曲目は『新宝島』新宝島おじさんバージョンでした(笑)
WINKとか工藤静香の振り付けをがっつりしてました！！！
15曲目はサカナクションの前身バンド、ダッチマン時代の『ヘイカノン』。
ハロウィン当日だったから？大阪公演だけスペシャルな曲！
中学生時代くらい？高校生時代？に書いた曲だそうです。
学生時代に小難しいことを考えてそうな歌詞の曲でした！と言ったら怒られるかな(笑)
16曲目は『ドキュメント』
2011年に発売された『DocumentaRy』に入っている曲。誰かを思い浮かべて書いた曲と。
時々言っているけど震災当時仲の良かった星野源さんのことかな？
サカナクションを歌いたい！歌いたいなぁーーーと一郎氏。浦本さんや照明さんなどいける？（用意できる）？と問いかけからの18曲目『アイデンティティ』(カラオケ）
皆お客さんはスタンディング！！！照明もあの感じ！
それまでしんみりというかしっぽりライブだったので振り幅！
メンバーがいない、一郎氏のみのアイデンティティは少し寂しい気持ちがありましたが、
めちゃ盛り上がりました！
そして帰ると言っていたえじーも「そう！」の時だけステージに出てきてました。
アイデンティティ、めちゃくちゃ盛り上がったけど一郎氏はめちゃめちゃ疲れてました(笑)
体力がまだ全然ついていけないそうです。そして世界一贅沢なカラオケと言ってました(笑)
MCで語る。
今日が最後のライブになるかもしれないと毎回思って覚悟を持って歌っていると。
病気をして更にその気持ちが強くなった。
弱いフロントマンだけどサカナクションでこれからも頑張っていきたいみたいなことを、声を少し詰まらせながら真摯に語る一郎氏。（もっといっぱいいい話してましたが思い出せません😢）
またサカナクション5人で帰ってきますと。
それからの『白波トップウォーター -Rearrange 2020-』
もう涙なしでは観れません😢
これもNF OFFLINEの最後の曲ですね。あの時はメンバー4人が後ろのスクリーンに映し出されていましたが、今回はなしで演出はとてもシンプル。これも意味があるのだろうか。
全てが終わって挨拶する時、いつもならメンバーとですが、今回はON STAGEスタッフと共に手を繋いで生声で『ありがとうございましたー』とごあいさつ。
長く深く礼をする一郎氏にまた心を打たれる。
みんなお客さんは自動発生的にスタンディングオベーション。
公演終了。
セットリスト
懐かしい月は新しい月”蜃気楼”ツアー サカナクション山口一郎単独公演
2023.10.31 グランフロント大阪（大阪府立国際会議場）
セットリスト
第一部
１曲目 新宝島-Rearrange 2020-
2曲目 ボイル-Rearrange 2023-
3曲目 アドベンチャー-Rearrange 2023-
4曲目 映画（AOKI takamasa Remix）
5曲目 茶柱-Rearrange 2019-
6曲目 夜の東側-Rearrange 2020-
7曲目 フレンドリー（Cornelius Remix）
8曲目 忘れられないの-Rearrange 2020-
9曲目 サンプル-Rearrange 2023-
10曲目 years（Floating Points Remix）
11曲目 ナイロンの糸-Rearrange 2019-
12曲目 目が明く藍色（agraph remix）
第2部
13曲目 新宝島 弾き語り
14曲目 セプテンバー 弾き語り
15曲目 ヘイカノン（ダッチマン） 弾き語り
16曲目 ドキュメント 弾き語り
17曲目 フクロウ（hf remix）
18曲目 アイデンティティ
19曲目 シャンディガフ
20曲目 白波トップウォーター -Rearrange 2020-
