『ミドルエイジクライシス』
この言葉をあなたは聞いたことはありますか?
別名「ミッドエイジクライシス」とも呼ばれ、直訳すると「中年の危機」。
人生の中盤に差し掛かり、自分自身を振り返る時期を迎え、今までの自分とこれからの自分との狭間で、「このままでいいのか」と不安や葛藤を抱え、不安定な状態になること
東洋経済オンラインより引用
性別は関係なく、最近は若年性のミドルエイジクライシスの方も増えてきているようです。
筆者は現在40代。離職を機に自分を見つめ直す機会が増えました。
そんな中、何も考えずたまたまなのか、必然なのか筆者の元にやってきた本たち。
読んでいくと、一つの共通点がありました。
『変わる』
もし、あなたが「今、変わりたい」と少しでも思っているなら、ミドルエイジクライシスの方も、そうでない方も、何か変われるきっかけが眠っているかもしれません。
そんな書籍を5冊、ご紹介したいと思います。
『あした死ぬかもよ?』ひすいこうたろう
人生最後の日に笑って死ねるための27の質問を読者に投げかけていく本です。
泣けたり、時には面白おかしく書かれている所もあり、とても読みやすかったです。
そして、とても考えさせられる質問ばかりで、答えがすぐ出てこなかったです。
大変だからこそ、人は「大」きく「変」わることが出来る。
「あした死ぬかもよ?」より引用
心に引っ掛かった言葉の一つ。
明日もし死ぬとしたら、私は何をするだろう。
死ぬまでにしたいこと、しておきたいことは何だろう。
私には今、何が出来るだろう。
そんなことを考えさせられました。
『夢をかなえるゾウ』水野敬也
夢をかなえるゾウシリーズの第一作目。
くるりの岸田繁さんがTwitterで「泣けた…」と呟いていたのをきっかけに読もうと思いました。
10年以上前ですが、水川あさみさんと古田新太さんで連続ドラマ化もされてました。
冴えないサラリーマンと象の姿をした関西弁の神様の話。
筆者はこのドラマを観ていたので、象の神様(ガネーシャ様)が古田新太さんの外見や声をどうしても思い浮かべてしまいながら読んでいました。
本書はガネーシャから毎日出される課題を一日ずつサラリーマン君しかり、読んでいる自分も実行していくというモノ。
とても読みやすく、最後にはやはり泣けてしまいました。
「自分は変わりたい、成功したい」と思ってる人に向けて、面白おかしく読める本です。
筆者も第一作目しか読んでいないので、その他のシリーズも読んでみたいと思っています。
『嫌われる勇気』岸見一郎 古賀史健
ご存じの方も多いかもしれませんが、ベストセラーでもあるこの本。
「変わりたいのに変われない」と思っている人に読んでほしい一冊。
アドラー心理学をもとにストーリー仕立てで書かれた書籍です。
「すべての悩みに原因は対人関係にある」と本書では述べられています。
他人がどうこうではなく、自分がどうしたいかと。
嫌われる勇気を持つこと。
とても私は感銘を受けたので『アドラー心理学』も勉強しようと思いました。
この本をきっかけに『アドラー心理学』も注目されているようです。
『強く生きる言葉』岡本太郎
岡本太郎氏が普段の生活の中でふと漏らす言葉を、パートナーの岡本敏子氏がメモに取って書き留めた言葉たちが書き連ねられています。
駄目
駄目なら駄目人間でいいと思って、
駄目なりに自由に、制約を受けないで生きていく。
そうすれば、何か、
見つけられるチャンスがおのずからひらけてくる。
決意するのだ。よし、駄目になってやろう。
そうすると、もりもりっと力がわいてくる。「強く生きる言葉」より引用
こういったような言葉が1ページずつに書かれています。
自分っていったいどう生きたいんだろうと考えさせられました。
ミニマルな生活に憧れていますが、この本は手元に残しておいて人生に迷ったときに何度も読み返し、自分の心の中に刻み込みたいな、と思う一冊です。
『大丈夫!すべて思い通り。』Honami
Youtubeでチャンネル登録者数20万人以上のHonamiさんの書籍。
潜在意識コーチングとして活躍されています。
私も最初は、
あやしい。。
と思っていましたが、全然動画では人間味のある気さくな方です。
なりたい自分になるには自分の潜在意識に働きかけ、なりたい自分を想像してそれに向けて行動していくこと。そうするにはどうすればいいのか、ということを実践方式でいろいろ書かれています。
「モノを手放す」という方法も紹介されていて、ミニマルライフに憧れる私にとって、リンクしているなぁと思う次第であります。
実際Honamiさんは中学2年生の時に一重で根暗だったのが、約1カ月で二重の陽キャに変わられたそうです。
実際にビフォーアフターの写真が載っているのですが、まるで別人!
私が言うのもあれなのですが、ぜひ手に取って見ていただきたいです。
こちらの方がより詳しく、分かりやすく紹介されていますのでぜひこちらも参考にしてみてください。
その一つの方法として、ミニマリズムとはいかないまでもモノを手放すということは、
とても良い方法だと思います。
モノを手放すと、まずお部屋が変わります、お部屋が変わると自分の行動や習慣が変わります。そして時間の使い方や考え方までもが変わってくると、私は思っています。
「でも」とか、「だけど」とか、「どうせ」とか、否定的な言葉を並べて出来ない理由を考えるよりかは、出来る理由を考える方がよくないですか?
まずは行動から、そして継続。
後悔したくない人生を送れるように、何をすれば自分にとってベストなのか。
その為にはどう自分を変えていけばいいのか。