筆者は元マキシマリスト。生粋の汚部屋出身です。
モノは多く、整理整頓ダメ、片付けられない人間でした。
2018年当時の筆者の部屋の写真です。
お見苦しいところ多数のため、全体的にモザイクをかけさせていただきました。
部屋全体がモノも多いし、なんか暗いですよね。。
ダメだと思いながらずっとこういう部屋で生きてきましたが、そんな中図書館である本と出会いました。
言わずもがな、超ベストセラーの近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』です。
この本を読んで、片付け第一弾は始まりました。
1年後をめどに片付けを終了するつもりでいましたが、いつの間にか片付けの熱意も薄れ、
モノは少なくはなったもののまだ、多い状態でした。
そして去年、コロナ禍で緊急事態宣言が発令される中、筆者の仕事も休業になり、家にいる時間が増え、ふと、思ったのです。
モノが多い…
と。 そしてこうも思いました。
ミニマリストになりたい…!
ミニマリストになりたいと、漠然と思ってしまったので、まずはYoutubeを観たり、本を読んで勉強し、そして片付けを実践していきました。片付け第二弾、最終章です。
そして2022年現在、1年間片付けした後の私の部屋です。
2018年当時とほぼ同じ位置で取りました。
理想の部屋になりたくて、2018年から2022年の間に床と壁をDIYもしたので、部屋も明るいですよね!
ほぼこれが、今の筆者の部屋の日常です。
まだ見えていない部分では、モノが多いなという所も少しあるのですが、だいぶんスッキリしましたよね!?
before
after
前置きが長くなってしまいましたが、汚部屋出身の筆者がここまで片付けられた方法、捨て活、断捨離の方法をお伝えしたいと思います。
片付けかた
どうやって片付ければいいの?
「短期集中型」「こつこつ型」だいたいこの2通りのやり方があると思います。
ちなみに筆者は「ハイブリッド型」で、どちらのやり方も実践しました。
自分の片付けのやりたい方法、得意な方法で実践していけばいいのかな?と思います。
短期集中型で片付ける
「この日は休みだから、断捨離祭開催しよう!」とか、
「3か月で一気に部屋のモノ片付けるぞ!!!」とか
「今日はこの棚を片付けるぞ!」とか。目標を決めて行うことです。
そうすれば、片付けのモチベーションも高まります。
一気に片付けるとなると、「決断疲れ」が出る人もいます。
人が何か判断するとき、例えば処分するか、残しておくかという判断を何回もしていくと疲れてきてしまいますので、時々休憩したりしながら行っていくといいと思います。
こつこつ片付ける
『一日一捨て』
一日一個、何か不要なものや使わないものを手放すことです。
これをミニマリストになりたい方で実践している方もよくお見掛けします。
一日一個だけでもいいし、2個手放す日もあっていいと思います。
自分の好きなようにするのがベスト!
一日一捨てをやるときにおすすめしたいのが、何か手帳やノートでも構いません、
今日この日、何を処分したのか記録しておくことです。
時々それを見返して、「これだけ処分出来た!」と気分が上がります。
ハイブリッド型で片付ける
筆者はこの方法がしっくりきました。
ちなみに「ハイブリッド型の片付け」は筆者が勝手に名付けました(笑)
「今日は洋服を片付ける」と決め、洋服を片付けるとします。その日は洋服のみを片付けることに専念します。
その他の大掛かりな片付けをしない日は、一日一捨てを行うようにしました。
そうすることで、大量にあるものも、細々したよく分からないものも処分できるようになりました。
片付けの手順
ではこれから実際に片付けをしていきましょう!
今からお伝えするのは『短期集中型』で実践するやり方が主になります。
収納からモノを全部出す
片付けの第一歩はモノを収納から全部出すことです。
どこから手をつけても構いません。自分が片付けたいところからやりましょう。
例えばクローゼットを片付けたいと思ったら、とりあえず全部クローゼットから洋服やカバン、ベルトなど、全てのものを収納から出し、クローゼットを空っぽにし、モノの全体量を把握します。
モノが多い…
そう思われるかもしれません。それでいいんです。
誰もが通る道です。
こんなにモノを持っていたんだと自覚すれば、次からは買い物の時などの衝動買いとかを抑えられるかもしれません。
いる、いらないに分ける
モノを全部出したら、今度はいるもの、いらないものをひとつずつ仕分けていきます。
近藤麻理恵さんこと、こんまりさん流に言うとしたら、
『ときめくか、ときめかないか』ですね。
仕分けていくと、処分するか迷うモノも出てきます。
その時は『保留』というカテゴリーも作りましょう。
・いるもの(ときめくもの)
・いらないもの(ときめかないもの)
・保留(迷うもの)
片付けのコツ
いるか、いらないかの判断をするときに考えたいのが
『もしなくなったら、次また買いたいかどうか』ということ。
もしなくなってもまた買いたいというモノであれば残します。
または、いつでも買おうと思えば買えるモノ、これは手放す方向でいきましょう。
筆者は本やCDなどはそれにより一気に手放すことが出来ました。
本は電子書籍にあるもの、CDはサブスクにあるものや、ないものはパソコンに取り込んで処分。
一方、初回限定盤、受注生産盤など、なかなか次手に入りにくいものは大好きなミュージシャンの方たちの分は今の所残してあります。
もし、判断に迷うようであれば、そういった考え方でモノを処分してみるのもいいと思います。
それぞれ分別する
いらないものはゴミ袋へ直行!
いるもの(ときめくもの)は、もう一度いるかいらないか見直してみましょう。
もしかしたら、やっぱりいいやって処分する意識に変わるかもしれません。
保留のものは、箱やスペースを用意して、一時保管の保留BOXを作り、そこに入れておきましょう。
何か月か経った時にもう一度見直して、ここに入れてたけど使わなかったなぁとか、
やっぱりいらないなぁなんて思います。
いや、逆にこれ保留にしてたけど、やっぱり使うわ!なんてこともたまにあるので、
その時は堂々と一軍に迎え入れましょう。
収納に入れる
それぞれ分別が終わったら、元の収納に戻しましょう。
今までパンパンだった収納が、見た目がすっきりし、気持ちもすっきりしますよ。
もし、収納が余ってしまったら、余分な収納は手放しましょう。
人は何か空いたスペースがあると、埋めたくなってしまうのが心理だそうです。
それを繰り返していけば、また前と同じようにモノが多い状態になってしまいます。
未然に防ぐためにも、他に使い道のない余った収納は手放すことをおすすめします。
最後に
モノを沢山持っていた元マキシマリストで汚部屋出身の筆者が部屋を片付けられたのは、
理想とする部屋を実際に想像したり、雑誌の切り抜きをクリップしたりして
こういう部屋に私はなるぞ!!!
と思ったから、というだけではなく、
その為に片付けはもちろんの事、壁や床をDIYもして行動したことにあると思います。
だから理想の部屋に近づいたような気がします。
考えたり、想像することは誰にでもできますが、実際に行動するかはまた別。
行動することによって、新しい自分に出会えた気がします。
もし、片付けやりたい、でもやれないとか悩んでいるのであれば、
5分だけでもいいです。
身の回りのちょっとしたスペース、冷蔵庫の中、本棚、どこでもいいので5分だけでも捨て活をしてみてはいかがでしょうか?
そしたら何か、ちょっと変わるかもしれません、
いや、変わります。
見た目が変わるだけでなく、心もすっきりしてくるでしょう。
まずは行動から。
捨て活、頑張って一度でも5分だけでもいいから是非トライしてみてください!